やくもの撮影へ出かけた話 エピソード3

※この記事はメインブログの鉄道ネタを寄せてきた転載記事です。

「うわ!今日は1番に出て会社の鍵開けなあかん日や!」ガバッ・・・夢だった。
 というわけで前回の続きです。6月10日早朝に起床、岡山5時25分発の普通 米子行きで2日目の撮り鉄旅行スタート。前日にさんすて岡山で買ったハンバーグ弁当とサラダをかきこみ、5時過ぎにチェックアウトです。
(えーっと、機械でもチェックアウトできる言うとったなあ・・・電源入ってへんやんけ!w)
というわけでフロントで普通にチェックアウト、そりゃあ電気代もったいないわな。ではここで伯備線の時刻表を確認してみましょう。

 伯備線は岡山県から鳥取県へ中国山地を南北に貫いていることはエピソード0で解説しましたが、特急は山を越える一方で普通列車は基本的に全て新見が境界線となっており、これを超えて走る列車というのがありません。さらに言えば、岡山からは比較的利用者のいる備中高梁までとそれ以遠でも本数に差があります。そんな中、この初発列車は『唯一伯備線を走破する普通列車』だそうです。
 で、私がせっかくだから狙いたいのがそのお隣に書いてありますサンライズ出雲。岡山6時34分発なので初発の1時間も後なんですが、先回りできる列車がこれ1本しかないのです。倉敷駅近辺で撮影するなら山陽本線の列車もまだ数本あるので、当初はそれを利用して倉敷駅の近くに行くことを検討していました。もう1日目の雨で逆に吹っ切れましたねw

 ちょっと話はそれますが、サンライズは大阪に住んでいますと通過時刻が上りも下りも夜中なので実質撮影が不能です。しかし年末年始・盆休み・大型連休に臨時便が運行されており、年末だとたぶん夜明け前になってしまうんですが5月の大型連休だと明るいのでなんとか撮ることができます。と言ってもこれですら初発に乗らないと撮影場所へは行けない&早朝に西を向いて走るので100%逆光なんですが、そんなわけで5月に撮りにいってました。撮影場所は摩耶駅、行ったことない駅で、しかもサンライズ以前に1本も列車が来ないというロケハンゼロの謎のギャンブルですw

 まあ結論から言うと、ここは12連の新快速や貨物みたいな長編成がS字でぐにゃーーーんとなってるのを撮るのに向いてて、やや短いサンライズだとちょっとパッとしない場所になってしまいました。でも普段見れないからやっぱり早起きしてよかった~。という経験が私を今回も早起きに誘ったと言っても過言ではありません。正直決断するまでは「休みやのに4時30起きか~」って腰が上がらないんですよw

 まあそんなわけで人もまばらな岡山へ、駅直結ホテルでよかった。
115系


反対側はこんな顔、ほぼ103系。
元々は中間車だったものを魔改造しました。

 最初の目的地は備中高梁の次の駅である木野山、ここも駅から近い場所で橋を渡る列車が撮れるお手軽スポットです。春はホームに桜が咲いていて人がたくさん訪れるんだったかな?低気圧は東へ抜けたとはいえまだ大気の状態が不安定らしく、道中時々にわか雨があったりしましたが、到着したらまあまあのお天気でした。
お見送り

 木野山駅周辺の地図を確認します。

 撮影場所は駅の南東、有漢川が高梁川に合流するあたりに橋がかかっており、並行する道路の歩道脇から撮影が可能です。元々は鉄道設備が何か置かれていたのか空き地みたいな場所になっています。ただ、私はこの空き地がJRの私有地で立ち入り禁止なのか、単なる本当の空き地なのか判別が付かないので歩道の端っこまでしか行きませんでした。現場写真を撮り忘れたのでGoogle Mapで。

 距離で行ったら駅から近いんですが、あいにく木野山は出口が北側にしかありません。南側が国道180号線で時間になれば農協の直売所も開き、『サンライズ』という名前の喫茶店もあるようで(営業時間外に通っているので現在もやっているのかは判別できませんでした)多少はにぎわっている側なんですが、駅の出口とは逆なんですねえ。南側へ行くには上記写真で言うと一旦西へ移動して踏切を渡る必要があります。その踏切が

 地元の方には当たり前の存在だとは思いますが、手で押し上げる手動式です。自分で安全確認して自己責任で渡ります、来ないって分かってるんですけど怖いですねw
 さて、サンライズが来るまで50分ぐらいあるので、まずは駅の北東にあり駅名の由来と思われる木野山神社へ。といってもここは上の地図にも木野山神社(里宮)と書かれているようにいわば出張所のような存在で、本体はこの山を登ったずーーーーっと奥にあります。もちろんそこまでは行きません。

あ、115系

 里宮に立ち寄るだけならすぐ終わってしまい、ちょうどそのころにちょっとお手洗いにも行きたくなったので手動踏切を渡って南側へ、国道180号線は平日朝でもトラックがバンバン通る道路で、そのためかかなり広い駐車場を備えたローソンがあります。というわけでお手洗いと、待ち時間が長いので飲み物の調達。木野山も一応駅外に簡易お手洗いはありますが、男女の区別もなく正直使えるかも微妙です。一応万一のために中を見ましたが、水を流す時は赤いボタンを押してくれ、的なことが書いてあってそれがどこにあるのか分からなずに利用は無理だと悟りました。トイレットペーパーもなく善意で置かれたティッシュ箱です。

 あ、のんびり飲み物を選びすぎて撮影場所に付く前に273系が一本来てしまいました^^;


 こんな感じで橋の手前には鉄道ファンへの注意書きと転落防止柵。何かの時に川に出入りするためだと思いますが、ここだけ壁が無くてこの柵の部分から先はもう川に落っこちます、マジで危ないので気を付けてください。左下に少しコンクリートが見えていますが、ここで1段高くなってさっきグーグルマップで見えたあの広い空き地になります。繰り返しますが私は入る度胸は無いのでこの『隅っこ』にいました。
 で、ここからまだ30分以上延々と待ち続け(実際は暇なので近隣を歩いて山の写真を撮ったりしていた)、ようやく来ました。この撮影地の利点として、下り列車は川沿いを走って来る姿が事前によく見える、というのがあります。

 高梁川と並走して伯備線が敷設されているので、まあ見事に川沿いの土手を走りほぼ90度曲がってこちらへやってきます。この土手を走ってる姿も私はかなり好きです。


 ここからようやく、数分~数十分に一度の撮影タイムですw


できるだけ長い編成を入れようと角度を浅くしたら
右を向きすぎて道路が映る(っ ◠‿:;...,





 来ました緑やくも!昨日はゆったり色だったやくも1号ですが、平日は緑やくも運用。4連がピッタリの場所ですね。これを撮ったら次の撮影地、昨日も訪れた備中川面へ移動ですが、念のためトイレ休憩も欲しいので先に来る上り列車で一旦備中高梁へ戻り、トイレを経由してまたすぐに下り列車に乗ります。乗り放題ならではの贅沢な(?)移動です。なお、この現場では誰にも会うことなく最初から最後までここには私1人しかいませんでした。

 続いて備中川面到着、昨日と同じ時刻です。道も知ってるのでサクサク進み、とりあえず撮り鉄さんがいるかどうか探索。土手の草を機械でバリバリ刈り取っているおじいさん(以下草刈さん)がいますが、撮り鉄は今のところ誰もいません、あれ、昨日置いてあったコカコーラのペットボトルがまだ置いてある、誰だよゴミ置いて帰ったの。
※実際にはもう少し後の時間に撮影しました

 草刈さんに軽く会釈しながら横を通って一旦橋の上にもd、痛え!刈り取って吹き飛んだ草の残骸が腕に当たりました、気を付けよw 次に来るやくもは昨日は橋の下で試し撮りしているので、今日は遠景から撮ってみようと思いました。

 水面の反射を期待したんですけど今日はダメでしたね。と、ここで橋の上で同じ行動をしている男性を見かけ、なにげなーくお互いに会話が始まりました。そのまま橋の下へと一緒に向かうことになります。ゲームセンターCXの19代目AD・おいなり君こと猪谷 素直に声が似ていたので、以下おいなりさんと呼びます。
 で、橋の下まで行こうとしたら、ここでさっきの草刈さんに声をかけられました。

「これ(落ちているゴミ)あんたらの仲間じゃろ。困るんじゃこういうのは(と言いながらコカコーラを思いっきり蹴り飛ばす)、草刈りの邪魔になる。大便されたらたまらん。どうせネットに上げるんじゃろ、よう言うといてくれ!」

 確かに現場には『大便禁止』だったかの表示もあります。ここまでの記事でなぜわざわざおっさんのトイレ事情を書いているのかというと、私のように普段はそれなりの大きい都市で『トイレなんてどこにでもある』という認識の人が無計画に行動すると、こうしたローカル線の撮影旅行をする際には冗談抜きにお手洗いが大きな壁となる可能性があるためです。
 ひょっとしたら、ここで糞尿をまき散らすという迷惑行為に出た人もトイレがあると思ったらどこにもなくて、とうとうやむを得ず出てしまった、ということもひょっとしたらあるかもしれませんし、実は撮り鉄と全く関係の無いただの地元の酔っぱらいだった可能性もゼロではないでしょう。ただ、本当にヤバいと思った時はその前に何か行動しましょう、そこまで切羽詰まってたらさすがに自動車学校の人も助けてくれるかもしれません。
(断固お断りの方針だったらごめんなさい)

 そんなわけで、散らかした撮り鉄の代わりに私とおいなりさんが苦言を呈され、私ももちろん同じ思いだし、ここにあるごみが少なくとも昨日から落ちてるのも知ってるので深く同調、「分かりました!お疲れ様です!」と見送りました。そして草刈さんは「向こうの方の草刈りするから暫くは戻って来んけど、こっちまで来たら危ないからどいてくれよ」と告げて作業に戻って行かれました。こ、国鉄やくもが来るまでは戻ってこないでね、頼んだら5分ぐらい手を止めてもらえるだろうか。。。


 貴重な(?)体験を経て私とおいなりさんはなんとなく同士の感じが深まり、「ちょうどこの後ろに警笛鳴らせがあるから、ひょっとしたらでっかい警笛鳴るかもしれないので気を付けてくださいね。」「ギリギリ6両までしか入らないですね。国鉄やくもって何両でしたっけ?」「向こうから来るのって踏切の音聞こえます?」など情報交換しつつ撮影。ちなみに音は聞こえない上に、草刈りしてるからジョイント音すら怪しい情勢ですw
あ、


 低い位置からの撮影では、背の高い車が通ると被るという貴重な経験も先にできました。この後おいなりさんは「やっぱ僕登ろうかな」と恐怖の急斜面を登って正面に近い角度を探求。背景に空が入るのがもったいないそうですが、話によると鉄道写真に興味を持ったのはここ数年だとのこと。やくもも撮りたいとは思いつつ、連日のニュースを見ていると人が多そうだしトラブルがあっても・・・と思っていたところ、たまたま出張でこちらへ来る機会があったので足を延ばしたそうです。
 そうそう、昨日はこの普通が来た後にちょっと散策しに出かけたんですけど、そしたらいきなり貨物が来て慌てたんですよ~、なんて話を私がしていたらそれから数分後。
おいなり「何か来る!何か来る!」

 今日も貨物が来ました。ちょっと上から見ているので気づくのが私より遥かに早かったみたいですが、「さっきの話聞いてなかったら絶対撮れなかったですよ~」。お互いの知識を共有するっていいですね。

 この貨物が終わると次が下りの273系、次が本番の381系国鉄色、いよいよ最重要ミッションです。と、ここで車が1台到着し撮り鉄さん1人追加。地元岡山の方で、後から話を聞くと色々と細かい撮影地を知っており、
「天満屋の店舗で新幹線の高架とちょうど同じ高さの場所があり、50km/hぐらいで走る新幹線を撮れるから、1/50mmとか低速で流し撮りしてボルト1本までブレないのを狙った。新幹線でこんな流し撮りは普通撮れない。」
とか、
「超高速シャッターでカワセミが水面で羽ばたいているところを狙う。」
とかめっちゃカメラに長けた方でした。我々2名からすると達人級なので以下達人と書きます。

 私はお手製時刻表&手書きメモをおいなりさんから「すごい、自分で作ったんですね。」って言われたんですが、達人は遥かに上を行っており本物のダイヤグラムを持ち込んでいました。達人は「4日前にも撮影しようと思ったら国鉄やくもが来なかった」と話していて、「その日ちょうど故障で急遽取りやめになってたんですよ。」とここもお互いの知らない知識を交換、しつつ

おいなり「さっき僕らおじさんに怒られたんですよ、『このゴミあんたらの仲間じゃろ』って。」

 当然草刈さんの話もしました。国鉄やくもが来るまでに戻ってきたら大変だ、ということだけ伝えておかないといけませんしね。なお、当然ですが最初達人は私たちを仲間だと思ったようです、知り合ったのつい1時間ぐらい前ですw
 そしてここで重大な発見がありました、

おいなり「皆さんシャッター速度ってどのぐらいにされてます?僕1/800ぐらいなんですけど。」
達人「1200とか。」
私「え!?私1/240とかでやってました。」
おいなり「ブレないですか?」
私「いやー、やっぱりちょっとブレますね。」

 言われてみれば、有漢川の写真でもちょっとブレています。いや、背景を軸にしてちょっと列車は流したいという意図もあるにはあったんですが、まあ仕上がりを見たら流したというよりはブレてます。言われてみれば何か勝手に脳内で1/240あたりが上限という刷り込みがあった気がします。何でだろ~何でだろ~、何でだ何でだろ~、ハッ Σ(゚□゚;)

私「そうか、私普段は望遠使って大阪あたりで駅撮りしてるんで、LED切れるのが嫌でなんかこれ以上上げなくなってました。」

 そう、近年の列車では当たり前のLED行き先表示、あれは実際には細かな光の明滅が起こっているので、明滅のサイクルを超えるシャッター速度で撮影してしまうと点灯している箇所と消灯している箇所ができて横線が入ったり、シマシマになったりします。車両によって綺麗に撮れる限界のシャッター速度は異なりますが、概ね1/320を超えるとほぼ全車切れてしまうので、自然と万能な1/240に落ち着いてしまったのです。また、駅撮り+望遠は対象物が遠くて画角内での相対的な移動速度が遅いため、たとえ相手が130km/hの新快速でも比較的ブレにくいというのもあります。つまり、普段の都会駅撮りの常識をここに持ち込んでいてはダメだったのです。

私「201系なんて1/80ぐらいまで下げないと切れるんですよ~。」
おいなり「そうかまだ201走ってるんですね~。え、もう幕車は無いんでしたっけ?」
私「そうですね、もう全部LEDです。」

すぐ鉄トークになりますw

達人「安来の方にね、大山をバックにして綺麗に撮れるところがあるんですよ。」
おいなり「あ、そこ僕が行こうとしたところかもしれないです。駅から歩いて探したんですけど、見つけられなくて途中で諦めちゃいました。」
達人「だいたい駅から車で15分ぐらいかなあ。」
私「車で15分だと駅から徒歩はちょっと無理でしょ(笑)」

 あっという間に過ぎる待ち時間。というわけで、お二人の貴重な助言によりシャッター速度を1/800へ上げ準備万端。と、

達人「やっぱり僕も登ろうかな。」

 私もゴミ収集車対策&6両編成対策で高さを出して角度を浅くするため、軽ーく斜面に足をかけるぐらいの位置で構えており、当初達人は私の右前方ぐらいにいました。しかし背景や構図から急に斜面を登ることになり急いでよじよじ、縦においなりさん、達人、私が並ぶ構図になります。
 そしていよいよあと10分ほどで下りの273系が来ようかというころ、さらにもう1名到着。時間的にはけっこう駆け込みでしたが、試し撮りするなり「望遠より広角の方が良いかな・・・」とレンズ交換。ちょっと慌て気味なので「まだ時間ありますから落ち着いて大丈夫ですよ~。」なんて声をかけます。本来なら超が付く人見知りの私、テンション上がってなぜか積極的。さて、私もシャッター速度やAF位置などの最終確認を、、、あれ?急に画面が真っ暗になった。サイレントモード?あれ?あれれ?動かない???何で何で何で何で?????!?!?!?!?!?

・・・何度か電源操作したら復旧しました、死ぬかと思った。


 後追いで各々が最終確認、達人、さらに立ち位置を微調整。なお急斜面に石がゴロゴロしているので、達人が移動して踏んだ石が転がり落ちてきて私の靴に命中しております、イテッw

私「あの~、そろそろ来ますんで立ち位置決められた方がよろしいかと^^;」

来た

おおお


最高(T T)

 こっち側が非貫通の顔ならなおカッコいいんですが、個人的にはもう位置取りと橋と背景の山と民家と空のバランスがイメージ通りでした。なんか木野山の途中ぐらいからようやく『列車が構図内のどこに来るのかを想像して、カメラはその想像の位置で信じて固定しておいて列車がその中に入るのを待つ』というのがちょっとできるようになってきました。早起きしてなかったらそれを掴む前に来てしまって、列車を手が追いかけて失敗したかもしれません。
 お二人と出会っていなければシャッターが遅いままでブレていたでしょうし、待ち時間があるとつい周辺をウロウロしてしまうので変な失敗したかもしれません。本当に奇跡で夢のような時間でした。
 この後、なんと達人は次の撮影地へ移動するので良かったら車で一緒に行かないかと提案までしていただきました。私は自分の道を行きたいので遠慮させていただいたんですが、おいなりさんはどのみちそちらへ行く予定だったということで同乗。お二人で次の撮影地へと向かわれました、こんな出会いなかなか見れないので感動的ですらありましたよ。もしあのお二人がこのブログを読んだら「あの時のあいつか~、なんかすごいキモイこと言ってんなあ。」と思われそうですがw
 なんか撮り鉄同士が駅や撮影地で揉めてる話も耳にしますけど、同じ趣味を持つ者同士多くはこうやって知らない人なのに「こんにちは~。」からその場限りの交流をしていることがけっこうある、というのもぜひ皆さんに知っていただきたくちょっと長めに尺を取りました。さすがに一緒に乗せてもらう、なんてのは滅多に無いでしょうけどね。ありがとう、第二高梁川橋梁。
 



 駅周辺もホントきれいでしたね。あ、幸い草刈さんは全然戻ってこない間に撤収できました。草刈さんもありがとうございました。「帰れ!」と頭ごなしに否定はせずに、ちゃんと常識を守って楽しんでくれよという意図は感じたので、苦言を呈されましたけど全然嫌ではなかったですし、むしろ約束を守るためにちゃんと後日迷惑行為に対する啓発もやりたいなと思いました。

 ところで、カメラが起動せず一瞬背筋が凍った件ですが、旅行後にデータをPCへと移行する際にキャノンのサイトを見たところ


 現在は掲載日が6月20日になっていますが、初出は6月6日でした。

2-2.
特定条件下のみで発生する場合がある、ファインダーやモニターに画像が正常に表示されず、カメラの操作が効かなくなる現象(エラー70が表示される場合もあります)を修正しました。

 ・・・これや!なんと旅行3日前のアップデートでバグの修正が配布されていました、気づいていたらあの事件は無くて済んだわけです、が滅多に無いアプデにそんなタイミングよく気づけるかい!特定の条件というのが何か分かりませんが、万一国鉄やくもで起きてたらマジでキャノンにクレーム電話入れかねないほど重大な損失になるところでした。発生が直前で助かりました。
 実はやくもを撮ろうとしてバグに遭遇して撮れなかった人からのクレームが複数入ったことで、滅多に起きない不具合のデータ収集が進んで解決されてる流れだったりして・・・w

※これから数か月後、大和側の河川敷でまた同じバグに見舞われました。まだ発見されていない特定のバグ動作パターンが残っているのでは^^;

次回、最終回に続く。

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