1月2日 鳴尾にて

 大物での撮影に満足した私はさらに西へ、次の撮影に適した駅を求めた結果5駅移動して『鳴尾・武庫川女子大前』で下車。元々は鳴尾という駅名でしたが2019年に改称されたそうです、開業時からある駅だそうなので約115年間続いてきた名前だったが変わったというのはなかなか歴史的な出来事。大物には新しい球場ができましたが、鳴尾と言えばタイガースのこれまでの2軍本拠地・鳴尾浜球場が思い浮かびます。でもこの駅は鳴尾浜球場の最寄りではありません、もっと海側にあります。いや、じきに『ありました』になりますか。鳴尾浜球場の跡地は物流センターになるそうで。

 ここもまた三宮方面の列車が駅の手前で右に曲がっているためアウトカーブの位置取りになりますから大物と同じですが、曲線の途中に駅がある大物と違ってこちらは駅手前ギリギリまで直線、最後に曲がりながら入って来て駅本体は完全に曲線という形状です。こういう形は長い編成に向いてますかね。この駅の利点は屋根があり、なおかつホーム端が列車の停止位置からは遥か遠く離れていて階段等も無いので、利用者の皆さんに全く迷惑がかからないこと、欠点は曲線の角度が浅いことと建物の影が落ちやすいことでしょうか。


 元々同じ8000系でも大別すると4世代に分かれる(ただし第1世代は旧車顔の1編成のみ)そうですが、リニューアル工事でも時代によって仕様が異なっているので、上の8243Fは行き先表示・標識灯がLED化され、下の8227Fはそうなっていません。

 阪神では初のVVVFインバーター車両の5500系、リニューアルで5700系っぽい色になっています。後ろにちょろっとならしかトレイン。

 尼崎を超えたので近鉄から阪神なんば線経由の直通列車も目にすることができます、8000系・9300系と違ってちゃんとタイガース色(?)をしている9000系。私は5500系・9000系のVVVFサウンドが最高だと思ってます。特に5500系は駅間が短い阪神の走行条件に適応するために通称『ジェットカー』と呼ばれるおそろしい加速性能を有しており、乗ってても見てても毎回笑えて来ます。


 と、ここで想定外の事態発生。
5001形!?

まだ撮り方が定まっていない・・・!

  1980年前後に製造され、既に最後の1編成まで減少していて2025年2月で引退が決まっている5001形。ここに来るまで『すれ違う列車=後からやってくる列車』なのでちゃんと見ていたはずなんですが、どこかで見落としたでしょうか。来ると思っていなかった上に4連をどう撮るのか定まっておらず中途半端なことに^^;



 10連の快速急行がいちばんしっくりくる場所ですね。ただ通過速度がけっこう速いのでLEDを残すのとブレを無くすのが両立できず苦戦。



 ぱっと見は「なんだ、リニューアルする前の旧色の5500系か」と思いますが、実は1編成しか存在しないレア車・5550系。旧車置き換えのために1編成だけ作られましたが、その後は後継車の5700系へと移行するのでこれだけしか作られませんでした。


 駅名の通りすぐ隣には『武庫女』こと武庫川女子大学があります。この後はホームの反対側・三宮方面へと移動しました。

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